コラム

COLUMN

  • 2022/06/29

    キッズヨガインストラクターとは

    キッズヨガ

    キッズヨガって何?


    キッズヨガとは子供たちのためのヨガ。ポイントはヨガがありきではなくて、子供たちに何が必要かということを先に考えます。大人と違って子供たちは成長の度合いにとても個性があったり、また成長のスピードがとても速いもの。どちらかというと、ヨガが子供たちに歩み寄っていくイメージです。ですから、「ポーズができないとダメ!」とか、「こうしてください。」というようなことはありません。

    私たち指導者が「この子には何が必要かな?」「どんなことが成長を促してくれるかな?」という狙いをつけてレッスン内容を工夫します。大人のヨガのようにポーズをたくさんしてリラックスしてとい一連の流れがすべてではありません。


    例えば保育園の年少さんと年長さんのレッスンは内容が異なってくるわけです。年齢や月齢の違い、特に発達の違いについて理解しておかなければいけません。そして年齢に合わせた対応の仕方が異なるわけなので、保育園の先生のような専門知識やテクニックが必要になってきます。このあたりの子供たちの成長についてはRCYT講座でしっかりと学びます。

    私自身もたくさんのキッズヨガのシーンに携わってきました。そのような経験からわかることは、キッズヨガは大人のクラスと違って応用力が問われるということ。今日は”こういうレッスンにしよう”と準備してきても、子供たちのご機嫌や体調などによってその場で内容を調整しなければいけなくなります。

    ですから、キッズヨガで学んでおいてほしいのはレッスンを調整するためのより多くのメニューとバリエーションです。具体的なところで言うと、新聞紙や紙風船をこっそり用意しておくとか。さて、これらはどのように使うと思いますか。

    ヨガの体遊びに飽きてしまったり、そういったことが好きじゃないという想定外の展開になったとします。「新聞紙を足だけを使ってやぶってみよう!」というゲームをしたり、「手と呼吸だけで紙風船を落とさないように!」という遊びができます。新聞紙を足だけで破る運動はヨガでもっとも大切な足裏の筋力を養います。足裏の筋力はこれからの発達のベースになるので幼児期に最優先してトレーニングするところでもあります。また、幼児には感じにくい呼吸の大きさ・スピードなどを体験するためには紙風船などが有効です。呼吸が深くなると癇癪やイライラなどを収められるようになってきます。

    このようにキッズヨガはポーズだけではなく、子供たちの成長に寄り添い、成長に必要な体遊びやトレーニング、心との向き合い方を指導することになります。キッズヨガのインストラクターは子供たちの大切なからだとこころの先生になるわけです。


    キッズヨガは何歳から何歳まで?

    キッズヨガの対象年齢は0歳~大人までです。おおよそ赤ちゃんが一人遊びできるようになったころからキッズヨガが効果的になってきます。また、最年長として大人までとしましたが、大人になるタイミングって人それぞれだと思うのです。大人といっしょのヨガができるようになったらそれでいいと思います。私が担当する大人クラスに小学校上がる前の女の子が参加をしてくれています。彼女は大人といっしょに凛とした空気の中でポーズに集中することが好きなようです。また、クラスの終盤にはとてもリラックスした様子で眠りについていたりします。

    このようにして、キッズヨガが楽しいと思えばキッズヨガ、大人のヨガが好きなら大人のヨガで良いと思います。インストラクターはそのあたりを見極めてあげることも必要ではないかと思います。私は保育園のレッスンであっても時折大人の空気感を演出してみることがあります。そうすると空気の変化に子供たちはピンを背筋を伸ばしますし、私の言うことにくぎ付けになったように聞き入ります。そうやってインストラクターは、空気感で仕切りを作っていく。

    とっても大切なこころのお話をしたとき。「強く優しくあるために鬼滅の刃の呼吸を練習してみよう!」と提案したときも子供たちはとても真剣に取り組んでくれました。私は、キッズヨガはポーズ練習やからだのトレーニングだけではないと思っています。家や学校で教えてもらえないことに気づくチャンスを与えられるとすればこんなに素敵なことはないと思っています。


    子供が苦手?

    子供を育てたことがないしキッズヨガインストラクターになれるかな?という心配をされる方もいらっしゃいます。究極はヨガが好きで誰かに伝えたいと思えるなら大丈夫。乳幼児はあやしかたのテクニックがいるので難しいかもしれませんが、保育園以上の子供たちなら大丈夫です。子供たちは日頃家族や保育園の先生に子供らしい扱いを受けています。そのように扱われることに慣れています。私たちインストラクターは子供たちにとって非日常。初めての体験になるわけです。ですから、「ヨガの先生はこういうものなんだ!」「ヨガってこうなんだ!」はインストラクターであるあなた自身が作っていけるわけです。いろんなものが出来上がっている大人を相手にするわけではありませんので、思い切って自分らしく接してみてください。あなたが子供たちのヨガ人生をスタートさせるのです。


    School

    アヤボディアーキテクチャーは東京校、神戸校、名古屋校、福岡校の4校で授業を行っています。またオンライン校での授業もご参加いただくことができます。週末だけ神戸校へということもできます。各校に専門講師がたくさん所属しています。例えばアロマヨガインストラクター養成講座は福岡校と神戸校では講師が異なります。

    そのためカリキュラムも違ってくる。講師の数だけカリキュラムも異なるということ。ヨガは指導者が異なることに新しい学びや発見があります。同じようにヨガインストラクター養成講座に通われているメンバー(生徒様)が毎回異なることで新たな経験や学びがあるのです。アヤボディアーキテクチャーの授業はいつも違ったメンバー(生徒様)が集います。受講関数やレベルもまちまち。その多様性が応用力や柔軟性を養ってくれていると日々講座を通して実感しています。

    Videos

    動画で見る学校紹介

    「授業はどんな感じ?」「先生は?」「初心者でも大丈夫?」など、学校紹介動画を見れば不安が解消します。
    アヤボディアーキテクチャーのヨガインストラクター養成講座は少人数制で、テーマごとに、みんなのアイデアを持ち寄って進めていく授業は、”講義”ではなく、まさに”研究”です。
    だから、2回として同じ授業は出来ない。2回として同じ答えは出ないんです。私たちは個性を尊重し、個性を伸ばす授業をしています。十代の生徒様もいれば定年退職後にチャレンジされた生徒様もいます。職業や経歴もまちまち。ヨガの経験もゼロ~25年など幅広い方がヨガインストラクター養成講座に集っています。
    それぞれみんながアイデンティティや個性を生かしてヨガを深めること。経験や専門性にヨガをプラスアルファさせて新しいものを作り出していく。そんな多様性あふれる空間で、それぞれをヨガでつないでいく楽しさややりがいは参加してみないとわからないもの。そのほんの1シーンにはなりますが、実際の授業の様子や、講師先生のコメントを動画にしました。

    About

    AYA BODY ARCHITECTUREは、国際的なヨガ資格発行団体である「全米ヨガアライアンス」の正式認定校。インストラクター養成機関のパイオニアです。
    日常に取り入れてもらうためのレッスンから資格取得まで、ヨガに関してあらゆる面でサポートいたします。

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