受講要件は
経験
養成講座に参加される方のヨガの経験年数の平均は半年といったところ。週に1回ペースで習って半年というイメージです。中には10年以上続けている方もいて、月額1万円程度なら習い事に払うのではなくもっとはやく資格講座にしておけばよかったと言われる方もいます。
では、本当のところ「ヨガ歴はどれくらい必要か」という問題です。私の回答は「不要、あればあるだけ良い」です。よくわからずに見まねで100回練習するより、身体の仕組みや理屈を理解して10回練習する方が得られるものが大きかったりするのです。ですから、早めに養成講座で「知識」を得て、より効果的な練習をしてほしいと思います。
ヨガを経験したことのない人もまず先に知識を得ることで充実した練習を重ねていくことができます。説明書を読まずに初めて見るカードゲームをやるのと、説明書を理解してからゲームを始めるのとでは楽しみ方や充実度が異なるのと同じです。
ですから未経験者やヨガ歴の浅い方もゼロから最高のヨガをするために養成講座で学んでほしいと思います。
年齢
年齢の幅ですが10代~70代までとても幅広いのが特徴です。ヨガは年代に応じたやり方ができますし、怪我をしたり病気をしてもやり方を調整しながら続けていけます。変えてはいけないという型はありませんので、安定感が足りなければ壁にもたれながら練習しても良いし、椅子に座ってポーズをとっても良い。動きのが困難なときは呼吸法だけでも効果が十分に見込めます。
昨今、10代の学生さんも養成講座を検討されています。本人の意思だけではなく、親御さんが養成講座を卒業してぜひ子供にも学ばせたいと申し込まれる方が増えています。私自身も出来るだけ成長期の早い段階にヨガの本質を学んでおくべきだったと感じています。自分の体のこと、ストレスへの対処方法、心のトレーニングなど早期に知っていれば人生をより一層楽しめるのではないかと思います。